今年も昨年同様、釜2つで行いました。前日に設置して、豆を洗って水に浸してあります。

今年も塩田特産の大豆コウジイラズをつかって味噌をつくります。
 大豆を水に浸した状態です。

 昨日、豆を洗って水に浸して豆が水分を含んで
大きくなっています。
 近くの材木屋さんからもらってきた、廃材を使って火をたきます。

 最初のたき付けを作るため、まきを割りました。

 釜に火が入りました!

 火の調節をしながら約4時間30分豆を煮ます。

 この豆の煮かたが、豆のつぶれ具合に影響してきます。
途中アクが出てきます。

これをすくって取り出します。

ここまでアクが出てくると、ふきこぼれてしまいます。

今年はふきこぼさない!と思っていたのですが、この写真を撮った後、あとふきこぼしてしまいました(T_T)
 もう一方の釜はふきこぼれないように
慎重にたきました。

 右は学生と今回共催で行った塩田公民館の方です。
じっくり煮て豆が煮あがりました。

最初の豆の色と比較しても、だいぶ色が狐色のような味噌の色に近づいています。

この状態で豆を食べるとものすごく甘くておいしい大豆です。このまま味付けして食べたいぐらいです。
 参加者の方が時間になり集まってきました。

 昨年は参加者全員で一つの機械を使ってやったことや、作業が分担されていなかったこともあり、スムーズに作業が流れなかったため、今年はまず、4グループに分かれてもらい作業を行います。
 
準備作業も参加者の方にやっていただきました。

昨年、一昨年は事前に主催者側で準備していましたが、準備の作業もみそづくりということで、参加者の方にやっていただきました。
 4グループのうち2グループ組になってもらって、豆を運ぶ班と、つぶす班に分かれてもらいました。

 右の写真は運ぶ班の方に公民館の方が豆を渡しているところです。

 同じ分量になるように同じボールではかり豆を渡しました。
そして、豆は機械の中へ・・・
 今年は、つぶす機械を2台お借りしました。

 1台は今回指導者としてきていただいた方々が共有で使っているもの、もう一台は上田の地域通貨のグループ蚕都くらぶま〜ゆの会員の方からお借りしました。
 つぶすのは結構時間がかかります。

「はやく混ぜないの〜」

という子どもたちの声が聞こえてきます。
 だいぶ豆がつぶれて来ました。

 豆をシートの上に広げるのは熱を取るためです。

 ですが、冷ましすぎてしまうとあとで混ぜて玉を作るときに固まりににくくなってしまうようで、そのタイミングや、豆をつぶすスピードが重要です。
一樽分の豆がつぶれたらいよいよ混ぜに入ります。
大豆、米麹、塩の順番に重ねてから混ぜます。
 混ぜ始めました。子どもたちも待ってましたと参加しています。

 初めて体験する方にとってはこうやって混ぜて味噌ができるんだ〜とおっしゃっていました。
 ある程度混ぜたら真ん中に集めます。空気を抜いて、塩や麹を均等に混ぜるためにやるようです。混ぜる→真ん中に集める→混ぜるを何度か繰り返します。
 混ぜ終わったら玉にして樽に思いっきり投げ込みます。

 空気が入るとそこからカビが生えてしまうので、味噌の玉をたたきつけるように入れていきます。

「ちゃんとはいったかなぁ??」

というような声が聞こえてきそうです。
 こちらのグループも同様に混ぜています。

 今回は昨年同様、全部で4樽つくりました。混ぜるときになる運ぶ班だったかたも加わりおいしい味噌ができるように混ぜるさぎょうに参加しました。
混ぜたら玉を作って・・・
樽に投げ込む!!

下で押えている学生も顔にとんでこないかとびくびくしていました。
さあ、片付けです。

釜や、つぶす機械を水で洗います。

これも参加者皆で行いました。
 最後は各班から感想を2つずつ言っていただきました。

 初めての方は楽しかった、みそづくりのやり方がわかってよかったなどの意見が聞かれました。

 昨年も参加した方は、豆の煮かたが良かった、班に分けたのでスムーズにできたなどの意見がでていました。

 味噌ができるのは11月の頭ぐらいです。味噌樽は半年間の眠りにつきます。
2006 みそづくり
日時 4月29日(土)13:00〜15:30
場所 ネットワークハウス縁舎 長福寺境内庭

参加者 32人(子どもも含む)
スタッフ 11人(地域の方、学生など含めて)

共催 塩田公民館