準備としてまず、お米を麹にします。麹は自分たちではつくれないので昨年同様地元の味噌やさんにお願いして麹にしてもらいました。

麹はそのままだと熱を持っているので、シートの上に広げます。
 準備その2としては、釜の準備と薪を準備します。釜は地域の方で持っている方に借りたり公民館で所有しているものを貸してもらいました。

釜の中には水と大豆が入っています。一晩水に浸します。(上田では「ほとばす」っていいます。)
次の日の朝の状態です。
大豆がほとばされて大きく膨らんでいます。
(大豆って不思議ですよね。どうして丸いのが、豆の形になるんでしょう?)
朝来たら火をつけます。前日つくった薪や燃やせる廃材を地元の材木やさんからもらってきたり、して火をおこしました。大豆をじっくり煮ます。
大豆を煮るとアクがたくさん出てきます。アクが出てきてたら吹きこぼれない様に火の調節が難しいですね〜。
アクを取り除きます。
今年は一回吹きこぼしてしまいました。
残念!
豆をつぶすところを準備します。
シートの上にくつを脱いで上がってみそづくりをします。
写真はシートの掃除をしているところですね。
 シートの掃除をしている間、火の番をしてもらっています。吹きこぼれないようにするは結構難しいんですよね。真剣なまなざしです。
豆が煮あがりました!!
煮えるまで大体4時間!途中、蒸し状態にするので、そのときの火加減がこれまた難しい。火を入れすぎちゃうと下が焦げちゃうんです。

このときの豆がめちゃおいしいんです。さすがは塩田特産大豆「こうじいらず」ですね!
参加者のみなさんも集まってきました。
受付のスタッフの2人です。左は多方面で活躍中の学生の共同代表です。
それでは、みそづくりのはじまり、はじまり〜!
公民館の方からの説明や大豆を煮ている工程を説明したりしてからみそづくりが始まりました。

指導者として地元の方にも来ていただいています。

豆を釜から出します。
この豆をつぶして味噌ができます。
豆をつぶす機械に入れました。じょうごのようになっていて豆を入れると下につぶされて出てきます。
豆がつぶされて出てきました。
うどんみたいに見えますね。
ブルーのシートの上にまた透明なシートを引いてからつぶした豆を広げます。
さあ混ぜましょう!!
塩、麹と大豆をつぶしたものを混ぜます。
この工程が一番楽しいですね。
だんだんこねて、玉にして真ん中に投げてまたこねる。この作業を何回か続けます。
ころあいをみて(指導者の方に判断してもらいました。)味噌樽(市販品)の中へ玉にしたものを入れていきます。このとき空気が入らないように丸めた玉を樽めがけて思いっきり投げつけます。空気が入るとそこからカビが生えてしまうようです。
一年生のスタッフも頑張ってくれました。始めてのイベント参加でした。

味噌樽は全部で4つ作りました。この後、半年間、長福寺さんの本堂の下をお借りしてじっくり寝かさせていただきました。

ちょっと遅くなりましたが、12月頭に参加者の皆さんに味噌を取りに来てもらいました。

手前味噌ですが、やっぱり自分で作ったものはおいしいですね。味噌汁などを作ると最高です。みそ漬けにも使えます。

2005 みそづくり (塩田公民館と共催)

4月30日(土)準備
5月1日(日)当日
場所 ネットワークハウス縁舎