初めてみそづくりに取り組みます。
 作り方は地元下之郷の方に指導者をお願いして、下之郷の作り方を教えてもらいます。下之郷は昔から大豆がよく取れるところらしく、みそづくりも盛んだったと指導者の方からお聞きしました。ちょうど縁舎の近くみんなで集まってみそづくりをしていたそうです。

 左の機会は豆をつぶす機械です。手回しだったものにモーターをつけて電動で動きます。今回、指導してもらえるかたからお借りしました。
 豆を煮る釜です。こんな大きな釜は見たことありませんでした。上田の地域通貨ま〜ゆのメンバーの方から貸していただきました。
 借用料は地域通貨ま〜ゆ払いでした。
 みそづくりには絶対必要な麹。
 麹を見たのはこのときが初めてでした。
麹はお米を地元の味噌屋さんに持っていって麹にしてもらいました。甘いにおいがしていい香りです。
前日に、麹をシートの上に広げました。麹はできたときは熱を持っているので冷ますためにシートに広げます。
 当日はまず、釜に火を入れるところから始めます。
火をつけるのにも一苦労です。
 火を入れたら少し豆をかき混ぜます。
 途中指導者の方にあんまりかき混ぜちゃいけないよとアドバイスをもらいました。
 かき混ぜると豆がへらの勢いでつぶれちゃうからだそうです。
火を入れていくとアクが出てきます。このアクをこまめにとります。
一番大事なのは火加減。
真剣な表情(背中しかわかりませんが・・・)で火を見つめて薪をくべています。
豆が煮あがりました。
に上がるまでに4時間はかかりました。
狐色の豆がすごくおいしそうです。
みそづくり開始です。
機械の中に豆を入れて、つぶします。
電動だと早いですね。昔は手回しの道具を使っていたようで、大変だったそうです。
だいぶ豆がつぶれました。
この間に、企画を担当した学生が地元ケーブルテレビの取材を受けました。(実際に朝から取材が入ってました。)

緊張した面持ちで質問に答えています。
参加者の方からの質問に地元の方が答えたり、地元の方から昔はこういうようにやってきたなどの話がされました。
さあ、豆の上に麹と塩をまいて、かき混ぜます。
手を使って皆で手で麹、塩、豆を混ぜていきます。
混ぜてから一度玉を作ってこねます。
玉を真ん中に投げあいます。
空気を抜くための作業ですね。
何回か、作業を続けて最後にまた、玉をつくります。
そしてこの玉を・・・・
樽の中にたたきつけます。
先程真ん中に向かって投げ合って空気を抜いたのと同じで樽に向かって味噌になる玉を投げつけて空気を抜いていきます。
投げつけるとこんなかんじになります。
これで一樽完成です。あんまり上まで入れてしまうと発酵したときに大豆が膨張してこぼれてしまうので8分目ぐらいまで入れて後は重石を乗せて蓋をして終わりです。
味噌樽を作り終えたら参加者でおにぎりなどを作って会食しました。学生も7〜8人参加してもらえたのでよかったです。
2004 みそづくり   

日程 5月1日 準備
    5月2日 当日

会場 ネットワークハウス縁舎